![よくあるご質問](img/h1_faq.jpg)
民事再生について
- 民事再生とはどのようなものですか?
- 民事再生とは、経営破綻の恐れのある企業の再建手続を定めた法律である民事再生法にしたがって、裁判所や監督委員の監督のもと、債務者自身が主体的に手続に関与し、企業の再建を図っていくというものです。
再生債務者の再建を迅速に図ることを目的とした手続であり、従来の同じ企業の再建目的で用いられてきた和議法よりも、手続のスピード化と要件の緩和が図られています。
- どのような状態のときに申請できますか?
- 事実上の倒産状態だけではなく、経営が行き詰まり、破綻する前段階でも申請が可能です。
- 民事再生法の申請にはお金がかかりますか?
- 裁判所に民事再生申立費用を支払う必要があります。金額は資本金や債務金額により異なります。
※各地方裁判所により民事再生申立費用の金額も異なります。
- 会社の経営主体は誰になるのですか?
- 債権者自身(現在の経営者)が経営権を持ち、手続きの進行を行ないます。資産の売却など一部が監督委員の同意が必要となります。
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会社更生について
- 会社更生とはなんですか?
- 会社更生とは、民事再生と同じように経営困難で破産の恐れがある場合に、債権者や、裁判所に認められた返済方法で、会社の再生を図る再建制度です。
民事再生との違いは、株式会社に限り行うことのできる手続きです。
- 会社の経営主体は誰になるのですか?
- 会社更生法による再建では、再建の陣頭指揮を執っていくのは裁判所が指定した更正管財人です。これまでの経営陣は辞めることとなります。
- 手続きの期間はどれくらいですか?
- 非常に難しい複雑な手続きとなるため、完了するまでに数年かかる場合もあります。
- DIP(Debtor in Possession)型会社更生とは?
- DIP(Debtor in Possession)型会社更生とは、破綻企業の経営陣が退職せず、再生計画などに関与する会社更生手続きのことをいいます。
従来型の会社更生法に基づく更正手続きは、従来の経営者や株主は地位を失い、手続きにも膨大な時間を要するため、DIP型会社更生手続きが導入されました。
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リスケジュールについて
- リスケジュールとは?
- リスケジュール(リスケ)とは銀行などからの借入金の返済が困難になったときに、金融機関に支払計画の見直しを申し入れ、返済期間や毎月の返済額の変更をすることです。
一定期間、金利のみの返済にしてもらったり、返済回数を増やして1回ごとの返済額を少なくし、当面の資金繰りを楽にするといった方法があります。
- リスケジュールの交渉時に必要なものは?
- リスケジュールの交渉は、「なぜ、リスケジュールが必要なのか?」を理解してもらうために、書面を用意する必要があります。
以下3つの書類があればまず問題ないでしょう。
・ 「資金繰り表」
・ 「経営改善計画書」
・ 「返済条件変更申込書」
- リスケジュールをすると新規の融資を受けることができないの?
- リスケジュール期間中は、新規の融資を受けることができません。
ただ、融資を受けることが出来ないのはリスケジュール期間だけであって、今後2度と融資を受けることが出来なくなる訳ではありません。資金繰りが改善し、通常の返済条件に戻しても支払いが可能になったときに、再度融資を受けることができるようになります。
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セール&リースバックについて
- セール&リースバックとは?
- 不動産の所有者が、不動産を売却して売却代金を受領すると同時に、直ちに買主から売却した不動産を借りて継続的に利用する取引のことを言います。
- セール&リースバックした後に残った債務はどうなりますか?
- 請求は続きます。 しかし、セール&リースバックで、守りたい不動産は既に守られていることになります。
- なぜセール&リースバックを行なうのですか?
- セール&リースバックのよって、債務の圧縮と事業の継続を同時に実現することができるからです。
また、事業再生が達成された後に、物件を買い戻すことも不可能ではありません。
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